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令和6年能登半島地震について

令和6年能登半島地震について

令和6年1月6日
九州・沖縄臨床工学技士会
災害対策委員会

令和6年1月1日 16時10分頃 マグネチュード7.6(暫定)最大震度7の地震が発生いたしました。
地震直後より、公益社団法人日本透析医会、公益社団法人日本臨床工学技士会等関係団体と密に情報共有を図り、対応に当たっております。
皆様と情報共有を図る目的で、現時点での情報を提示いたします。

被害の状況が明確となるとともに医療機関の復旧に伴い、支援等の要請が予測されていますので、可能な限り、ご協力をお願い致します。

日本災害時透析医療協働支援チーム(J H A T)隊員は、JHATホームページの「JDMS」にログインしていただき、是非、「派遣希望登録」をお願いします。
また、令和6年能登半島地震に伴う透析業務支援が必要なお知り合いの施設がありましたら、、JHATのホームページの「隊員派遣要請」で要請することが可能であることをお伝えください。

現状(令和6年1月6日 現在)
・能登地区に集中し、施設被害あり。
・加賀地方は一部施設で被害はあるものの透析設備に関する被害報告なし
・石川県羽咋市以北の透析施設は全施設透析不可能。
・臨床工学技士がいない施設もある。
・透析不可能施設は7施設 患者数約350名 臨床工学技士 約30名
・1月4日の情報で、内1施設は自衛隊の給水を受け、透析実施との情報。
・1月6日からは1施設増え、2施設で透析可能の見込
・1月5日 主要道路通行止め等で搬送に時間を要していたが、金沢市を中心とした福井県、富山県等北陸地方へ透析患者移送完了。但し、行方不明患者2名
・陸路搬送できない重症患者については、ヘリコプターによる搬送実施済み

今後の対応及び現段階での予測
・金沢市内等能登半島手前までは物資は供給されているが、能登半島施設への物資供給は交通遮断により困難
・透析不可能施設の透析再開には1ヶ月程度要する見込み
・支援物資については、交通遮断により能登に送ることが困難であるため、物資供給センター(J H A T)開設は保留支援物資送荷は保留中)

各関連団体の対応
○公益社団法人日本臨床工学技士会
令和6年1月2日 本間会長を本部長とする災害対策本部を設置

○日本災害時透析医療協働支援チーム(J H A T)
(構成団体:公益社団法人日本透析医会、一般社団法人日本腎不全看護学会、公益社団法人日本臨床工学技士会、一般社団法人日本血液浄化技術学会)

・令和6年1月1日 16時56分 レベル1(情報収集対応)発令
・令和6年1月2日 00時04分 レベル3(全国のJ H A T隊員出動を要請し、災害時の支援活動実施)発令
・令和6年1月5日 透析を受け入れている1施設からJHATへ業務支援依頼あり、1月8日から隊員派遣を開始予定

今後、能登半島の医療機関の復旧により、支援要請の増加が予測されるため、各地域のJHAT隊員には「派遣希望登録」を依頼する。

〇 日本透析医会
支援金の募集を開始している。

〇その他
令和6年1月2日 1:35 緊急時透析情報共有システム(DIEMAS)を災害モードに変更(同システムを採用している都道府県のみ使用可能)

以上

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